マックで腹ごしらえをして行ったのは狂言でした。。。
簸 屑 太郎冠者 野村万作 主 深田博治 次郎冠者 野村萬斎
主人にひくずを挽いておくように言われた太郎冠者は挽きながら居眠りを始める。お使いから帰った次郎冠者は笑わせたり、謡いをやらせたりして、起こそうとするが、とうとう眠りこんでしまう。頭にきた次郎冠者は、鬼の面をつける。様子を見にきた主人が本物の鬼と間違えてひと騒動。
万作さんのとぼけっぷりと萬斎さんのお茶目さがきわだつ。何をしても寝てしまう太郎冠者と、次郎冠者の近くを通るのにわからなくて驚く間が絶妙。
瓜盗人 盗人 石田幸雄 畑の主人 月崎晴夫
生活に困って瓜を盗みに来た男が案山子を人間と間違えて大慌て。次の日またやってきて案山子だと思っていると、それは畑の主人だったぁ!
石田さんのなんだかとってもたのしいじょって笑いが、狂言らしくってとってもよい感じ。
骨 皮 新発意 高野和憲 住職 野村万之介 檀家 竹山悠樹・月崎晴夫・深田博治
見たことあるかもー。
お寺の住職が隠居して新発意にあとを譲ろうとする。檀家衆に気に入られるようにと色々秘策を授けるが。。。
掛け合いがひとつずつずれていって、とんでもないことになるんです。3回繰り返えされる掛け合いが面白い。
今回はみっつとも狂言らしい狂言でした。笑いも質が高くてとってもよかったです。